今回取り上げるのは、youtuberの「料理監督うさぎ」さん「ちえ丸」さんです。
チャンネル登録者数は、うさぎさんがおよそ19万人、ちえ丸さんが約51万人(執筆時点:2026年1月)で、どちらも大人気の配信者です。
等身大の働く未婚女性のリアルを映し出し、多くの視聴者に勇気や元気を与えている料理監督うさぎさんとちえ丸さん。
あまりにも共通点が多いことから、ネット上では「二人は同一人物なのではないか?」という噂も絶えません。
二人が同じ人なのかどうか、30代主婦ライターの私が調査していきます!
結論・料理監督うさぎとちえ丸はおそらく「別人」
結論から申し上げますと、料理監督うさぎさんとちえ丸さんは、完全に「別人」の可能性が高いと思います。
「二人が同一人物である」と断言している記事もありますが、私が調べた限りではその事実や動画は確認できませんでした。
二人は、容姿や編集スタイル、動画のコンセプトこそ似ているものの、具体的な生活環境や、これまで歩んできた人生はもちろん違います。それらを比較すると、一人の人間が演じ分けるにはあまりにも多くの矛盾が生じるかなと思います。
この記事では、多くのファンを魅了する二人の共通項を確認しつつ、決定的な相違点を7つのポイントで検証していきます。
【共通項】なぜ私たちはこの二人に惹きつけられるのか
まず最初に、「二人が同一人物ではないか?」と疑われる理由について、少しまとめてみます。
容姿・顔を隠す配信スタイル
二人とも、顔をうつさない(モザイクで編集)という配信スタイルが共通しています。
全身のスタイルも良く、(見えないけどおそらく)美人さんと呼べる容姿が似ていると言われる最大の要因でもあります。
等身大・社畜・独身女性のリアル
二人の動画の根底にあるのは、キラキラした派手なyoutuberの暮らしではありません。
一人の人間の、ブラック企業や激務に揉まれ、疲れ果てて帰宅し、それでも何とか楽しみながらもがきながら生きていくという独身女性の泥臭いリアルです。
「自分と同じだ」「応援しています」と感じる視聴者が続出するのも無理はありません。
ずぼらでがさつ
両者とも仕事を終えて疲れ果てて家に帰ってきます。
はしをなげたり笑、寝っ転がったり、豪快でぱぱっとできる調理工程、ストレス発散の爆食いと、そしてお酒など。
私たち一般人が隠したいような「生活のほころび?」とも言えるような面も堂々とさらけ出す姿が共通していて、疲れている現代人にとって救いとなっている面も多いのでしょう。
映像編集のシンクロ
日常を移すカメラの取り方、テンポよく高速で進む調理、BGM、テロップなど、
これらの手法が非常に近しいことも、初見の視聴者が「同じ人がつくっているのでは?」と感じてしまう理由となっています。
料理監督うさぎのプロフィール
↑うさぎさんの、動画の一例
Youtubeチャンネル「料理監督うさぎ」
X「料理監督うさぎ@独身OL YouTuber」
まずは、料理監督うさぎさんの活動を紐解いていきましょう。
うさぎさんがYouTubeを始めたきっかけは、自分から進んでというよりは「友達に勧められたから」というものだったと、過去の動画で語っています。当初は「ちょっとしたお小遣い稼ぎになればいいな」という軽い気持ちだったそうですが、しかし活動を続けるうちに「自分の動画を見た人が、嫌なことがあっても明日少しだけ笑えるような動画を作りたい」という想いが強くなっていったそうです。
それが今の配信スタイルや視聴者ファンとの関係性にも繋がっているのだと思います。
うさぎさんの動画に欠かせないのが、ワンコたちの存在です。 特に、長年連れ添った「あたち」は、うさぎさんの心の支えでもありました。残念ながら、あたちは昨年2024年11月に虹の橋を渡りましたが、その深い喪失感と向き合い、今もなお「おれ」と共に歩む姿が、ファンにも受け入れられています。
彼女は、自身の動画の中で「30代・結婚できない女のリアル笑」を包み隠さずテロップで綴ります。うまくはいかない現実や、その飾らない本音が、同じ悩みを持つ方たちの大きな支えにもなっているのかもしれませんね。
実は、うさぎさんは最近(執筆時2026年1月)、勤めている会社を退職することを発表しました。
これまでの生活を捨てて、新しい一歩を踏み出す一人の女性のドキュメンタリーとして、今の彼女の動画はこれまで以上に重みと希望に満ちているのかなと思います。これからも楽しみですね。
うさぎさんの特徴の一つとして、可能なかぎりコメントを一つひとつ丁寧に返していくというスタイルも見られます。視聴者との対話を大切にする姿勢が、彼女のコミュニティを非常に温かい場所にしています。
「ちえ丸」のプロフィール
↑ちえ丸さんの、動画の一例
Youtubeチャンネル「社畜OLちえ丸」
X「社畜OLちえ丸」
エッセイ本「自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる」:ちえ丸
次に、圧倒的な知名度を誇る「ちえ丸」さんの活動を整理します。まさに怒涛の社畜の日常です。
ちえ丸さんの動画は、社畜OLの日常です。
- 殺人的なスケジュールを送る仕事の様子
- 上司からのパワハラとも言えるやりとり
- 終電を逃した後、朝早くに出社するためのタクシー連続利用やネカフェ滞在
- 週末のひとり旅やホテルステイ
- ストレス発散のための深夜のやけ食い・爆食い・やけ酒
- 平日と、休日のルーティンなど
このように、ブラック企業に勤めるOLの過ごす日々を多角的に映し出しています。
ちえ丸さんは、エッセイ本を出版しましたが、その物語はなんとドラマ化もされています。玉城ティナさん主演の「社畜OLちえ丸日記」です。
彼女の動画からは、どんなにひどい扱いを会社で受けても、「食べて、寝て、明日も生きる」という底知れぬ生命力を感じます。
その突き抜けた明るさとパワーが、ちえ丸という唯一無二のキャラクターを作り上げているのかもしれません。
【検証】別人であることを示す決定的な7つの相違点
二人がなぜ別人である可能性が高いのか、ざっとまとめて検証してみたいと思います。
証拠①:愛犬の存在
料理監督うさぎさんには欠かせない愛犬がいますが、ちえ丸さんにはペットの気配がありません。
証拠②:キッチンと家の構造の明確な違い
シンクの形、コンロの配置、キッチンの広さ、調味料、ベッドなど、生活の拠点が全く別物です。スタジオとして撮影しているケースもあるのかもしれませんが、本当に住んでいるのだとしたら全く別の家です。
証拠③:容姿の細かな差異(手・髪・ネイル)
たしかにお二人とも美人さんでスタイルが良く似ていますが、動画に映る手の形や爪の形が明らかに異なります。髪質や髪型などにも違いを感じます。
証拠④:活動時期と投稿頻度の不可能性
両者ともに同時期に活動しており、非常にクオリティの高い編集も行っています。この編集量の動画を、同一人物が同時並行で投稿し続けるのは物理的に難しいはずです。一人の人間が演じ分けて、編集もやっているだとしたら超超人ですね。
証拠⑤:キャリアの決定的な違い
「最近退職を決めたうさぎ監督」というのが決定的です。退職したらちえ丸としてもコンテンツ内容が大きく変わってくるはずです。
証拠⑥:声とイントネーションの差
基本的にはテロップが多いですのでわかりにくいですが、似てはいるものの、イントネーションなどが異なります。うさぎさんは、普通列車で関東の実家へ帰省していた動画もあるためおそらく実家は関東圏です。ちえ丸さんには、一部関西のようなイントネーションも感じます。
パクリ批判もある?
うさぎさんのコメント欄には、「ちえ丸のパクリじゃん」といった言葉が投げかけられることがあります。
しかし、うさぎさんはそうしたコメントに対しても、「いいね!」をつけるだけという、大人の対応を見せています。
これは、自分自身の活動に誇りを持ち、かつ相手(ちえ丸さん)へのリスペクトもあるからこそできる芸当ではないかと、私は感じます。
余計な話ですが、すでに成功しているモノを参考にすることは、どの業界でも当たり前に行われている正しい戦略です。 ビジネスでも芸術でも、先行者の優れたフォーマットを学び、そこに「自分だけの物語」を乗せていくことで新しい価値が生まれます。
うさぎさんのオリジナリティーは、その編集手法にあるのではなく、彼女が実際に生きている「あたちやおれとの日々」や「独身女としてのリアル」そのものにあります。同様に、ちえ丸さんのオリジナリティーもまた、彼女のブラック企業での過酷な実体験にあります。
外側のパッケージが似ていても、中に詰まっている「人生」が全く別物である以上、どちらの動画も比類なき面白さを持っているのです。
うさぎさんが教えてくれる「明日少しだけ笑えればいい」という、優しさとあたたかさ。 ちえ丸さんが見せてくれる「生き抜く」という、たくましい生命力。
どちらも魅力的で応援したいなと思えるような配信者さんですね。
まとめ・それぞれの「物語」をこれからも応援したい
料理監督うさぎさんとちえ丸さんは、同一人物ではない可能性が高いと思います。
- うさぎさん:愛犬との別れ、再出発、そして退職という人生の岐路に立つ、誠実なクリエイター。
- ちえ丸さん:ブラック企業という戦場を生き抜き、ドラマ化という夢も掴んだ、パワフルな表現者。
OL独身女性の二人はそれぞれ、同じ「社会で戦う人」を応援し続けている、いわば同志のような存在とも言えるのかもしれません。
これから始まるうさぎさんの新しい生活と、さらなる飛躍を見せるちえ丸さんの活躍。
そのどちらの物語も、私たちは一人のファンとして、大切に見守っていきたいですね。